2015年3月12日木曜日

恐らく、戦争を知らない世代に共通して「3.11」が、最も記憶に残る日にちだろう。
 
この日を境にして、時代の前後が語られるようになった。
 
追い打ちをかけるように、昨年は広島の土砂災害もあった。
 
自然の猛威に勝つことは出来ないが、予防しなければならないという教訓を得たのだ。
 
3.11以前の安全に対する考え方は、空気や水の汚染を防ぐというような排出への規制や、生産物の安全性を問うものだった。
 
事象というものは、ほとんどが確立に支配されている。
 
もちろん、震災以前も安全への確率制は、医療用具の安全性に代表されるように、既に検証の歴史は続いている。
 
例えば、医療用具は100万個の商品を製造した際に、たった1個の商品に細菌が1匹が付着しないという確率で品質を保証している。
 
さらに、未来に起こる事象での、安全を確保できる確率を高めるという考え方になるべきなのだ。
 
ひとつの作業での起こりうる危険をあらゆる角度から予測でき、それを防ぐということをリーダーの経験から指示するのではなく、マニュアル化して全ての社員が身につけておく、常にそのような会社であることを誇りに感じている。

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