ウォータージェット工法の水の衝撃のイメージを計算してみました。
音の速さは秒速340メートルです。
水を飛ばす(ウォータージェット工法)と、どのくらいのエネルギーを持つのでしょう?
ウォータージェット工法では水のスピードがだいたい秒速が500~800メートルくらいです。
音速の2倍から3倍の速さです。
エネルギーの計算方法では、スピードを高さに変換できます。
スピードではイメージがつかめないので、どのくらいの高さから落とした襲撃かを計算できます。
このためウォータージェットの速さを高さに変換してイメージを計算してみました。
水のスピードを、たとえば秒速500メートルとして、水1グラムをそのスピードで飛ばすと、運動エネルギーをmv^2/2で計算してみます。
※1/1000キログラム☓500×500÷2
で125となります。
これを水の高さ(h)に変換すると、高さのエネルギーはmghで求めますから
125=(1/1000)☓9.8×h
の方程式を解いてみました。
これからhを求めると12755メートルとなります。
つまりウォータージェットの衝撃は高さ12755メートル上空から水1グラムを、空気抵抗なしに落とした衝撃と同じことになります。
いかに衝撃が激しいかを理解するとともに、その安全性を考えておかねばならないことになります。
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